旦那との住み分けかた

アメリカで医師を目指して勉強していたエクアドル出身のマルコが、私と一緒にいたいからと、ニューヨークから日本にやって来てくれました。そして、シェイプアップハウスに興味を持って、手伝ってくれるようになりました。私がニューヨークヘスキンケアの勉強に行った時に彼と知り合いました。最初に会ったのは、ニューヨークの空港。日本の旅行会社に勤める日本人と彼はルームシェアをしていたのです。私をケネディ空港に迎えに来る予定だった旅行会社の日本人は他の団体の送迎と重なってしまい、 一人で来た私の迎えをマルコに頼んだのです。その時、私は約lヵ月間ニューヨークに滞在し、スキンケアの勉強をしました。ある日曜日、マルコが1日ニューヨークの街を歩いて案内してくれました。帰国後、そのお礼に書いた手紙から5年間も文通することになり、結婚に繋がったのです。私は結婚したことでかなり楽になりました。それまでは全部自分でやっていたサロン業務以外の仕事を、副社長として彼が半分やってくれるようになり、半分楽をさせてもらつています。彼が来日する前は、サロンの店長と社員採用の面接、社員の教育、商品の仕入れ、広告、給与計算、経理のことも、全部私がしていました。しかし、彼は経理部門をやってくれるようになりました。

 

せます。「できなかつた」と、今まで言ったことがありません。彼が最も得意とするのは、新しいものを開拓することです。何か新しいことをする時はすごい行動力が必要です。彼は抜群の行動力を持っています。関西だけでサロンを展開していたダンデイハウスを東京に出店させる時も、彼が中心となってやってくれました。色々なところに行って、情報を集め、ビルのオーナーさんと友達になりながら、サロンの適切な場所を探して来ました。見つかるまでは帰ってきません。そして、場所が見つかれば、設計、施工、人選はこちらの仕事です。上手く役割分担ができているといえます。慣れない日本に来て私の仕事に協力してくれている彼には本当に感謝しています。